崩れる横手市 04 真想よこて創造

真想よこて創造

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崩れる横手市_04

首長、議員、職員で地方行政は動いています。三者の共通点は「市民の為」で相違点は「政治で生きる」が職員で「政治の為に生きる」が首長、議員です。この点で首長、議員は職員に歩み寄っては駄目です。現状は三者共に「政治で生きる」状況になっているのではと危惧しています。
選挙で選ばれる市長・議員は4年間の時間がありますが、4年後の「当選する為に」が優先し「市民の為に」がおろそかになります。
地方行政の土台・基本を築く職員は数十年間存在しています。その組織体質の良し悪しが市民生活に大きく関わります。
倍率が数倍の採用試験を突破した職員は有能で、採用時はダイヤモンドですが、経験を積む毎に経年劣化をたどり、見事な黒光りになり退職します。
市民はダイヤの輝きを失った経年劣化状態の職員と対応しています。

有能だけれど優秀ではない職員を優秀にしなければいけません。

「職員は知恵袋であり有能なシンクタンクで必要欠くべからずの存在で、その力をいかに活用できるかが市長の手腕です。」菅義偉 著書より(一部書き直しています)
職員の能力を発揮させる、今までは能力をつぶされていた、もしくは他方面に使用していた。つぶしたのは職員自身・上司・市長・議員と共に市民で、輝かせる人達も同様です。
「僕の契約相手は国民です」(森友学園問題で自死した国家公務員)職員の契約相手は市民です
市長が肩書重視の施策をしているようでは無理ですが、「横手市の為・市民の為」を想い市長・議員・上司に反論、意見を言えるような職員でなければいけません。
疑問、問題意識を持つことがスタートで次は発言をする「物言わぬ声は拾えません」。そして行動です。結果的に冷や飯を食べる事になるかもしれませんが、民間企業のようにクビになる事はありません。
アスリートと同じでコーチングが合わない選手はコーチから離れる方が良いのです。

職員体質・組織体質の改善は「横手市の為・市民の為」が志望動機の職員をダイヤモンド状態の初心に戻す事で可能です。それによりどんな市長、議員が表れてもビクともしない「真想よこて創造」の土台が出来ます。
数十年続いた行政の体質を内部から変える事は、前例主義の職員・組織体質では自浄能力は無く、体質改善には外力が必要です。外力はリーダーシップと議員、さらに市民です。

昨年8月から今年の2月に掛けて、クロスカントリースキーコースを整備する機材を製作しました。見本にする物が世界中に無く暗中模索状態でした。
製作目的や大まかな事は私が提案し、提案を基に図面を書いてもらい、製作を依頼しました。何度も作り直しが生じましたが、ほぼ目的が達成できる道具が出来ました。
細部に不満な部分があり、使用しながら改良し完璧な道具にする事を目指しています。
この道具を製作するために特別な材料は使用していません。
市内の平鹿精機さん、マウンツさん、森田建築さんに依頼しました。作業が詰まった時には現場の人達や色々な人達からアイデアを募り作りました。
多種多様な人達の意見、指摘で日本初、世界初の道具を製作する事は可能ですが、出来ないと先入観を持った人には聞くことはありませんでした。

道具の製作でしたけれど、このような手法を採る事により「真想よこて創造」で大きな比重を占める職員体質、組織体質の改善も可能です。
材料は有限ですがメンタルは無限です。しかも職員は特別な材料なのです。
過去が全て違い同じ人間は誰一人いません。
多種多様な意見の集約で解決できることは幾らでもあります。
未来がバラ色でない事は確定しています。数十年後の横手市の状況は職員が詳しいはずです。職員に期待し、奮起を望みます
「新想よこて創造」出来ないと思った時点で不可能です。出来ると信じ言動する事で、アイデア等が生まれます。否定から入る人に進歩はありません
政策には必ず賛否が有ります。よってスーパー市長・スーパー議員は存在しませんが、行政は縦割りで職員は担当の課の専門職となり、スーパー職員の誕生は可能です
職員を優秀にし、仕事にやりがい、生きがい等を持たせ、しっかりした土台を築く事がまともな横手市となる必要最低条件です。
#崩れる横手市

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