横手市市長の条件・資質

横手市市長の条件・資質

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崩れる横手市_05

合併した理由を考慮し合併以前とは違う考えで横手を築かなければいけなかったのですが「先祖返り」しています。

行政を民間企業に例える人も多いのですがそれは間違いです。
行政は民間企業のように利益を上げようとする努力は無く、納付書を送付すると税金は納められその税金を使用し各種事業を施策します。
横手市が民間企業なら利益は騰がらず維持できずに、倒産し社長は交代しています。
行政はリーダーが力量不足でも倒産は無いのです。

リーダーに優しい人、良い人は必要としません。その事は優柔不断、誰にでも話を合わせポリシーがないとも取られ、他人の顔色を伺う事にもなり、八方美人とみなされ、政策も一貫性の無いものになり不必要な要素です。
民間企業を含めたリーダーに優しい人、良い人はほぼ存在しません。
賛否は必ずあり、時には非情さを求められます。ほんの少しの優しさがあれば良しとします。

大金を使用し家を建てる時、経験の多い親方、経験の少ない親方どちらに依頼しますか? 経験の少ない親方は腕も自信もなく経験の多い親方にその方法を懇願します。その後の事を考え色々な親方に懇願するため、南面の壁は和風、北面は洋風、西面は・・ 東面は・・ となります。また土台になる公的ブレーンである職員に軽んじられているようでは土台がぐらつき、市民が安心して暮らせる住宅を建てる事はできません。(例え話と現実が混ざりました)

老若男女の存在が望ましい議員とは異なり首長である市長の50才代は若手、50才以下はヒヨコです。ヒヨコは独立できず親が必要です。親に対してはイエスマンとなり親の意向に反応し、手のひらに乗せられ、踊らさせられる事になります。手のひらは誰?議会でもない、市職員でもなさそうだ、市民でもない、残るのは百戦錬磨の経験者・年長者の私的ブレーンとなります。

行政のリーダーには・経営力、想像力、創造力、統率力、指導力、発信力、成し遂げる精神力、経験力・・・多種の力量が求められます。
若い市長の場合は上記の力量の他に、経験に代わる深い知識、熱い想い、強い信念が必要です。それが無いと周囲に同調し、八方美人となります。
政治の相手は0歳から100才前後の多種多様な市民です。市長に政治経験の多さはさほど重要ではありません。経営センスを有した人生経験の多さが必要です。

平地しか歩いて来ない人間に山・谷の歩き方は分からないし、山の選択、山への上り方、谷底へ行く前のブレーキのかけ方は知りません。
未来がバラ色でない事は確定しています。下り坂をブレーキなしで進行してはいけません。事故が発生します。危険からは逃避すべきだが経験が少ない若い市長の場合は私的ブレーンの意見に左右され判断に誤りが生じます。
過去に戻るような政策をし、あきらめさせる行政・期待できない行政となるのか!?
若さの弱点だけが目につきます。
「新想よこて創造」です。誰かが造ったレールの上を歩いてきた人ではなく、自らレールを築き、太陽のように熱く、鉄のように硬い信念を持つリーダーが必要です。

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