3 税金の使い方
旧横手市のスポーツ施設は各所に点在しており、それを1か所にまとめるために赤坂運動総合公園(当時の名称)を造りました。
当初から公園内にテニスコート12面の建設用地があり、現在もテニスコート予定地としてあります。(写真参照)またグラウンドゴルフ場およびテニスコートの管理のための管理棟もすでに建設されています。(土地利用計画図、管理棟写真および回答書参照)
それにも拘わらず大森地区にテニスコート12面を5億円以上の建設資金をかけ造成し、今春使用開始となりました。
造成場所が坂道のため4面ずつ段々畑のようなテニスコートになっていて、選手、観客の移動も困難な場所に造られています。(写真参照)
大森地区が特にテニスが盛んとは思えません。12面のテニスコートがあると大きな大会の開催も可能ですが、近隣に多人数の宿泊場所を確保できるのか?
赤坂総合公園にテニスコート建設用地が有り管理棟も建設されている中で、大森地区に造った理由がさっぱり理解できません。
以前テニス関係者が赤坂総合公園にテニスコートの造成を陳情しています。赤坂総合公園に造成していたら平らな場所なので選手、観客の移動は普通に可能で、さらに大きな大会を誘致の際には宿泊場所も確保でき、費用対効果も大森地区に造成するより大きいはずです。
現存している赤坂総合公園のテニスコート建設予定地を今後どうするつもりなのか?
スポーツ施設を1か所にまとめようとした旧横手市関係者の行為が水の泡となりました。
無駄な税金の使用方がダブっています。納税者の代弁者としては “ふざけるな” デス。
横手市のFM計画で公共施設の統廃合を進めている最中に無駄な事をしています。
FM計画と大森へのテニスコート造成、整合性が取れていません。
血迷ったか行政!
納税者は許さないが、赤坂総合公園にもテニスコートを造成すると整合性がそれなりに保てます。
数年前横手市出身の歌手がグリーンスタジアムを使用しコンサートを開催しています。
二日間のコンサートでしたがその前後を含めた使用料200万円前後を免除しています。
契約相手は歌手本人ではなく市外の営利企業である音楽事務所で、赤字が予想されていたらコンサートの開催は無かったはずです。
コンサート後は芝の手入れ等で多額の経費が掛かっています。その時作業した職員の気持ちは免除を決めた人達には理解できない事でしょう。
市外のファンが多かったのですが、横手市民に入場料などの恩恵はありませんでした。
市長の経営者としての経験の無さが招いた結果と思えます。
時々口ずさむ歌が彼の歌の時もあり嫌いではありません。好き嫌いの問題ではないのです。
納税者の代弁者としては「おもてなし」より「もったいない」デス。
こんな例まだまだありそうです。
#崩れる横手市